大吐出量!本質防爆仕様で安心の安全設計
NDP-50FANシリーズは最大30mmの固形物を通すことができるフラップタイプのバルブを装備した、工場の雑排水や、土砂を含む泥水の搬送に役立つダイアフラムポンプです。
防爆対策が要らない安全構造のため、使用場所を選びません。
シールの摩耗による液漏れの心配がなく、巻きつきによる故障、騒音や保守点検の不便さなどを解決します。
バルブの開閉操作だけで先止め、吐出量のコントロールが簡単・安全に行えます。
NDP-50FANシリーズは呼び口径2"(50mm)、最大吐出量約600L/minです。
最大通過粒子径は30mm以下です。

■ 主な用途
土木建設工事の排水 / 土砂を含む泥水の揚送 / 下水処理場、畜産場、食品工場の雑排水 / 炭坑、可燃ガス・石油化学工場の排水


※製品データシート(仕様・寸法図・パフォーマンスカーブ)は仕様のタブにあります。

この製品へのよくあるご質問

    製品特長
    仕様(パフォーマンスカーブ・寸法図)

    特長

    工業廃水用ポンプ、30mmの固形物も液体と同時に移送可能

    土砂や沈殿物を含んだ液体を、強力に吸引・排出する容積型の往復動する膜ポンプで、
    30mmの固形物も液体と同時に移送する新しいスタイルのポンプです。

    ■ 固形物が堆積しにくく、自己吸引可能

    ポンプ上部の材料サクションポート、下部がデリバリーポートという液体の流れの方向、又バルブも羽ばたく様なスイングバルブのため、ポンプ内に固形物が堆積しにくい構造となっております。
    吸込高さも最大4 mまで自己吸引可能です。

    frappump.jpg


    ■ 作動原理

    1. 左側のエア室に圧縮空気が送られるとセンターロッドは左方向に移動し、材料室の材料が押し出され同時に右側の材料室に材料が吸い込まれます。

    2. センターロッドがストロークいっぱいまで左に移動すると切換弁が作動し、圧縮空気は右のエア室に送られ、センターロッドは右方向に移動します。
    材料室の材料が押し出され、同時に左の材料室に材料が吸い込まれます。
    この動作の繰返しにより、材料は連続的に吸い込み、吐出されます。

    fan-flow2.jpg


    ■ ヤマダ独自設計エア切替バルブ「Cスプール」

    ダイアフラムポンプの心臓部であるエア切替バルブは、完全オイルフリーを実現し、定期的な注油が不要。
    C型スプリングによる作動アシストによって、中間停止を抑制し、安定動作を実現。


    ◆ エア切替「Cスプール」

    C型スプリングが中間停止を防止
    安定した作動を実現。
    リセットボタンを装備
    万一、エア切替バルブの摩耗によるポンプ停止が発生した場合もダウンタイムを最低限に抑制。
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    resetbtn.jpg

    完全なオイルフリー
    エア切替バルブと、ストローク限界時にエア切替バルブを作動させるパイロットバルブともに オイルフリー設計。定期的な注油が不要。
    交換が簡単
    交換時にポンプの分解不要。
    oilfree.jpg


    仕様(パフォーマンスカーブ・寸法図)

    ※型番をクリックすると製品データシート(仕様・寸法図・パフォーマンスカーブ)をダウンロードできます。

    本体(接液部)材質
    A:アルミ合金
    (ADC12/AC4C)
    ダイアフラム材質
    N:ニトリルゴム(NBR)
    NDP-50FAN
    (854296)
    接液部材質
    フラップバルブ
    HNBR
    SPCC(インサート)
    バルブシート
    HNBR
    SPHC(インサート)
    センターディスク
    A5056
    呼び口径
    2"(50 mm)
    材料接続
    吸込口
    JISフランジ
    10K 50A 相当およびRc 2
    吐出口
    エア接続
    供給口
    Rc 3/4
    排気口
    Rc 1
    使用可能エア圧力
    0.2~0.7 MPa
    最高吐出圧力
    0.7 MPa
    吐出量/サイクル
    2400 mL ※1
    最大吐出量
    600 L/min ※2
    最大エア消費量
    7000 L/min(ANR)
    最大通過粒子径

    球状 Ø30 mm以下
    棒状 Ø15 mm x 45 mm以下
    初期自吸揚程
    5 m
    質量
    52.0 kg

    ※1 吐出量につきましては、あくまで目安となります。移送する液体、配管条件などにより異なります。

    ※2 最大吐出量はポンプの能力を示す数値です。ダイアフラムの寿命への影響を考慮し、余裕をもったサイズ選定をおすすめいたします。